染め替え
派手になった着物は染め替えで生まれ変わります。変色しみがあっても染め替えれば目立たなくなります。色無地、小紋、紬、訪問着、振袖、留袖、長襦袢、染め帯など正絹の着物は染め替えできます。ご予算に合わせて色々な染め替え方法をご提案いたします。お見積りも無料でいたします。納期は約1.5ヶ月から2ヶ月かかります。次のようなお着物は染め替えをお勧めいたします。
派手になった色無地の着物、柄が派手になった訪問着、地色が派手になった訪問着、柄が派手になった紬の着物、柄が派手になった小紋の着物、派手になった染め帯、
新品の約1/3の予算で着物が生まれ変わります。
「染め職人どっとこむ」ではお客様のお好みに合わせて色を決めさせていただきます。色見本も大きな生地見本を用意しております。
また、必要な場合は試し染めなどをして色の感じをお客様にお見せして色を決めさせていただき、ご納得した上で、経験豊富な熟練した染め職人の手でお染めいたします。
染め替え前
染め替え後
お祖母様が若い頃に着た50年前の訪問着を今度お孫さんがお召しになれるよう染め替えました。地色は色褪せてしまいましたが、柄の部分は綺麗なので柄を糊で伏せ、元の柄色は残して全体に「蝋たたき」を入れました。「蝋たたき」を入れると色やけやカビなどの変色したシミも目立たず綺麗に染め上がります。胴裏は正絹の新品と交換します。
染め替え前
染め替え後
大きな柄は糊伏せして元のまま残して地色に蝋たたきを入れました。この方法ですと変色したシミも解らなくなり、綺麗に染め上がります。
染め替え前
染め替え後
小紋の上から全体に色をかけました。薄い色を掛ければ柄色も大きくは変わらずに地味になります。変色したシミや汚れがない場合は薄い色をお勧めいたします。古い胴裏を洗い張りして使った場合は69,300円(税抜)です。
染め替え前
染め替え後
しみが付いたり地色が派手になった紬の着物は色かけをお勧めいたします。古い胴裏を洗い張りして使った場合は69,300円(税込)です。
色無地の染め替えは上から濃い色を掛けたり、色を抜いてまったく別の色に染め替えることもできます。また綺麗な状態でしたら薄い色にも染め替えが出来ます。色やけや変色シミがある場合はシミを隠す色がお勧めです。背中に1つ紋を入れた場合9,900円(税込)〜別途かかります。顔に当ててみられるように大きな生地見本を多数ご用意しております。
染め替え前
染め替え後
左は塩瀬の染め帯です。朱色の柄色が派手になったので使われずに20年もタンスにしまってありました。帯芯もカビてしまいました。柄を残して地色だけ黒地にしました。朱色の柄色も年齢にわせて地味にしました。
染め替え前
染め替え後
左は白地の塩瀬の染め帯です。長い間しまいっぱなしだったために芯がカビてそのカビが表に移って黄色いしみが目立ちました。このままでは着れません。柄色の赤い色を地味に直して地色も薄茶色に染め替えました。
左はお母様の紬の着物をなんとか着たいのでお手入れをしてくださいとのご相談をうけました。寸法を見ると裄も身丈も出ないので着物や羽織では着れません。染め帯に直して使うことになりました。着物の生地を濃い色に染め替えてお太鼓と前の箇所に手描きで柄を描きました。素敵な染め帯が出来上がりました。
着物のお直し、お手入れの専門店、30年以上昔の着物も染め職人が 生き返らせます。あきらめてしまう前に私たちにご相談ください。大正9年創業の職人の店 染め帯、江戸小紋も創作販売いたします。
(有)染伸
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